![]()
|
![]() |
あいされん-きょうされん愛知支部からのお知らせ生活保護基準引き下げ反対愛知連絡会 第5回定期総会が開催されました2022.05.24 5月21日、13:30~金山労働会館本館およびリモートのハイブリッド方式で、「生活保護基準引き下げ反対愛知連絡会 第5回定期総会」が開催されました。 開会のあいさつは共同代表の内川さんより。 その後講演 いのちのとりで裁判全国アクション 事務局長の田川さんより「いのちのとりで裁判の意義と全国の動向~生活保護を本当の権利にするために~」と題してお話をいただきました。 〇権利になっていない生活保護 先進諸国に次いで貧困率が低い日本 それなのに保護率は低く、捕捉率も低く20%程度 〇生活保護の利用率が低い原因は 厳しい資産要件 扶養義務が異常に広い(前近代的) 低すぎる制圧保護基準 その結果、国が生活保護に使うお金は世界でも最低レベル いのちのとりで裁判 2013年4月から3年かけて、生活扶助基準(生活保護のうち生活費部分)を平均6.5%、最大10%(年間削減額670億円)引き下げた処分を争う裁判 今回の講演で「ゆがみ調整」「デフレ調整」などの事をお伝え頂きましたが、すぐに理解することは難しく、何度も学ばなくてはならないな。と感じました。 現状、30の集団訴訟と個人訴訟で9つの判決が出ている。8つの裁判で負けているが負けた気がしていない。みんな元気である。支援も広がっている。 事務所はなく、専従の事務局員もいない。 全生連、きょうされんから業務として事務局員を出し、弁護士、大学教員、社会福祉士などとともに事務局体制を作っている。 生活保護基準は国民全体の生活に影響する 地方税の非課税基準・最低賃金に影響する。国制度だけでも47の施策の利用の可否・利用料等に影響。・・・今まで使えていた制度が使えなくなる、減免ができなくなる (例) ・就学免除 ・無料定額診療事業 ・国民健康保険の保険料・自己負担額の申請減免 ・高校生の奨学金 ・大学の授業料・入学金の減免 などなど・・・ その後 引き下げアカン!大阪の会事務局長(きょうされん大阪支部の事務局長でもある)雨田さんより 障害者の巡る状況は根強い偏見があり、自己責任・家族責任と言われている。生活保護の方に向けられるまなざしと同じ。 優生裁判は2・3月に勝訴。粘り強い運動があった。 地裁に8838筆で最終的に1万筆を超えた。人とひとをつなぐ運動の力を実感した。 控訴審、地裁判断を引き継がせる、裁判を支援する方にも大阪判決の意義を広げる。 全体で逆転勝訴に向かってできることを大切にしながら。なかまと繋がっていることが力に。 森弁護士 一番最初の判決がとんでもない判決で、全国の弁護団が集まった。 意気込みをみせる。やることをやる。というので判決講義・控訴理由書①~③2020年内に出した。 2021年2月に大阪地裁の勝訴判決があった。これが当然の判決なのだが・・・裁判所はそうはいかない。憲法と良心に従って判断すればまさに原告勝訴の判決が言い渡されるはずなのにそうなっていない。控訴人は大阪地裁判決を証拠として出した。 証人申請を出した。物価の関係の証人を出している。 名古屋高裁裁判所の都合で口頭弁論の第いきなり変わる。異動で。ごっそり変わっている。末吉裁判官以外変わっている。 土俵に載せようとしているものを載せないようにしていることを理解して闘っていかなくてはいけない。 生活保護裁判はとても大切な裁判。共に闘っていきましょう。 支援する会の会計報告と今後のたたかい 事務局長の榑松さんより 生活保護の申請に行くと「〇〇ないからダメ」、「支援金などを借りてください。」と言われる。しかも、下がった基準で保護が受けられない。 給食費、就学免除を受ける基準が生保とリンクしているから受けれない、困っている人がいる。 全国で裁判起こす中、生活保護の状況が変わっている。菅首相が追い詰められ生活保護の申請は国民の権利と言わざるを得なくなっていう。厚生労働省のホームページに書かれている。いろんなところに生活保護が利用できるんだとか、 次々この2年で情報が出るようになっている。 扶養照会は義務ではないというのを交渉してくれている。ホームページにちゃんと書きなさいと言っていて、愛知県にも交渉・・・扶養照会が義務と載っているが、返答を差し換えてきた。裁判をやっていることで押し返している。 いのちのとりで裁判、29地裁30裁判、zoomやってきて集まりやすくなっている。お互い激励をしている。今日も愛知以外の方が参加してくれている。 裁判員集団が変わり、どのようになるか不明。控訴審1回目で終わる可能性が高い。一回で終わらせない取り組みをしてきたのだが、知ってもらう事が大切。 生活保護裁判、利用している人だけだったりではなく国民の暮らしのみんなに関わっているんだ。 政治が好きな人は安倍政権になってから酷いと。いろんな方法で広報を。 市民に知らせ、全国に知らせる。 署名!インパクトがある。裁判所の前でビラを配る。チラシをコピーしている。結構うけ取って入る。1650+120 7月11日までに5000筆は超えたい。高裁を1回で終わらせないために。 秋には5000筆積み上げて、裁判に勝ちたい。 そして、最後に原告の方々の発言 感謝の言葉と7月11日に向けての決意 裁判官が変わった事は不安ではあるが、国がブラックボックスにしているというところで、相当追い詰められているのだろう。裁判官が勝ちの判決を書いたら出世が途切れてしまうようだが、勇気を出して勝ち判決を。一般市民の考えを変えてくれれば勝ち判決を書きやすくなる。沢山広げてほしい。 さくらんぼの会の原告お二人からは ごあいさつと応援に来てほしいです。今度こそ勝ちたいと思います。という決意表明がされました。 みんなで、思いついたことをドンドンやって行き、「これが決定的」というものはないかもしれないが、社会的な問題として皆で考えていくように社会の空気を変えていくことが大切です。時間はかかるかもしれませんが、私たちの権利を取り戻す闘いを一歩ずつ続けて行きましょう。 署名はネットからもできます。ぜひご協力をお願い致します。 (CHANGE.ORG) バックナンバー
|
![]() |
団体案内 | 管理ページログイン |
![]() |
Copyright© 2006 aisaren.jp All Rights Reserved. |