2021.09.17
9月17日(金)オンラインで愛知支部運営委員会を行いました。大野きょうされん常任理事からの情勢報告で「優性保護裁判の除斥期間について聞きたい。なぜ20年空いたのか。」という意見・質疑がありました。
「優性保護裁判については、1948年に優性保護法成立しました。1996年までこの法律がありました。48年間続いていた。その中で不良な子孫の発生を防止するという事で障害のある方やハンセン病の方などが対象になっていました。特に知的障害の方などが対象になっており手術を受けた方は決して黙っていたわけではありません。しかしそのことが社会的に問題にされることが弱かったことと、憲法の中でできた法律だったという根深い問題だということです。重大な人権問題だが、この除斥期間が適応されてしまっています。障害のある人が不良な存在と位置付けられてしまいました。そうなると社会に声を上げることがなかなかできなくなってしまいます。」質問していただき、私たちもさらに知ることができました。
実践報告では、相談支援事業所から報告いただきました。8050問題、地域間格差など運動を必要とする問題がたくさんあります。行政懇談会に向けての準備を進めていきます。
スケジュール
9月22日 きょうされん全国大会プレ企画
9月25日 安永健太さんオンラインシンポジウム
10月1日 天白養護虐待裁判 11:00~名古屋地方裁判所
10月26日 名古屋市行政懇談会13:30~
10月29日 きょうされん第44回全国大会オンライン
https://www.kyosaren.or.jp/zenkokutaikai/
11月19日 あいされん運営委員会 13:30~